宝満山

トレッキングとは呼べぬ初心者丸出し軽装備での思いつき宝満山登山

トレッキングにハマったキッカケとも言える、2017年10月の登山ログです。

宝満山は、登山初心者の方でも気軽に登れる福岡県の山です。

宝満山 正面ルートで山登りの魅力に気付いた

宝満山は、かなりの軽装備(普段着にスニーカーなど)で挑戦している人も多く見かけますが、冬場などは雪山化していますから、それなりのウェアが必要になってきます。

『正面ルート』と言われる階段続きのルートは、予想の10倍キツかったです(^_^;)

稀にヒールなどで登っている女性(!!)も見かけますが、それはさすがに・・・

 

この日は、前日の友人との飲み会の中で、完全な思い付きで登ることになり、さらに二日酔いと言う中での登山でした。

計画性なし!!

事前情報なし!!

の、強行登山でして、こんなのはもう二度としないでしょう。

二日酔いの気持ち悪さと普段の不摂生から、ふらふらになりながらも、“一歩一歩でも進めば確実に山頂には近づいている”という登山の基本心理に気付いた挑戦でした。

ルートは正面ルート(石段続きの地獄ルート)

この日は、5合目くらいまで車で行き、無料の駐車スペースに停めてからの挑戦でした。

[2017.10.08] トレッキングログ(宝満山正面ルート)
ログ地点ログ経過時間(合計時間)
5合目駐車場 出発13:00〜
宝満山登頂15:00120分(120分)
下山開始16:00〜60分(180分)
下山完了17:2080分(260分)

思いつきということもあり、この日のログはかなりアバウトです。

開始から下山完了までの合計時間は4時間20分程度でした。(山頂での休憩1時間含む)

体力的・精神的にはキツいですが、午前中からゆっくり登れば充分に楽しめるルートかと思います。

 

8合目くらいに心臓破りの階段があり、それを上がりきると、洞(ほら)があります。

これがなんなのか、いつの時代のものなのか、気になってはいるんですが、どこにも情報がなくてわかりません(笑)

 

ここはお気に入りの場所でして、この先っぽに座ると断崖絶壁、周囲の山々を目下に構えることができます。

九合目でレスキュー隊のヘリに遭遇!トレッキング中の怪我には注意!

体力もそこを尽きかけている9合目付近。ハアハア言いながらトコトコ登っていると、なにやら前方が騒がしい。

レスキュー隊員らしき服装をした人が「ここから先、一時的に通行止めです!」の言葉。

『なんだなんだ?』と、しばらく様子を見ていると、すぐにヘリの轟音が!!

宝満山にヘリが来るとは・・・と、思わず動画撮影をしましたが、こんなハイキング気分で来ている自分を思うとリアル“明日は我が身”。

宝満山山頂の景色

宝満山は、山頂の景色が良い山ではありません。

山頂には、写真にある大きな石碑と小さな祠がありますが、野営をするスペースもほとんどありませんし、どちらかと言うと山頂は「登頂した満足感を得る」だけで、野営や休憩はここから5〜10分ほど行ったキャンプ場でやることが多いです。(トイレもバイオトイレがキャンプ場にあります)

↑山頂からの景色

僕のおばあちゃんが宝満山大好きだったので、小さな祠でもお参りをすると僕的にはおばあちゃんと話せるような気がしています。

宝満山正面ルートの下山は楽だが膝にくる

正面ルートで登り、正面ルートで降る。

この日は膝をとことんいじめた登山でした。

登りに比べて下りは、体力的にはかなり楽になりますが、とにかく膝にくる。

体重の重い方は、ストックなどを活用して膝への負担を軽減させた方が良いでしょう。

下りは時間も短くなって、80分ほどで完了です。(慣れれば60分程度で下れると思います)

山での夕暮れの景色は最高に良い!!

この日は、登山開始が遅かったこともあり、下山途中で夕暮れ時となりました。

木々の間から漏れてくる日光に照らされて、山肌が黄金に輝きます。

こんな日常では見ることのできない光景が、自然と遊んだ時の恩恵です。

この写真が個人的にこの回のベストショット!!

ほんとはもっと早く下山しないといけないので、山中でこんな夕暮れに会うことはもうないかもしれません。

第2回 宝満山トレッキング記事はこちら↓

単独登山!電車で行ける宝満山の行者径ルートが面白い!2017年11月の英彦山トレッキングを終えて、完全にトレッキングの魅力に取り憑かれたれむ(@toko2lab)です。 https:...
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POSTED COMMENT

  1. minory より:

    いきなり失礼します。
    当時、このヘリに乗ったのは私です。
    記事を見つけてビックリしました。
    その節は大変お騒がせしました。
    https://minory.org/climbing-fracture.html

    • ユウ@トコトコ研究所 より:

      管理人のユウと申します。
      こちらもコメントを頂いて驚いております!

      その後、大丈夫でしたか?
      1年近く経っているので、完治されているかと思いますが、救助ヘリに遭遇したのは初めてで心配しておりました。

      • minory より:

        ご心配をおかけしました。
        手術を受けてある程度回復しましたが、未だに走ることができません。
        術後の経過も思った程よろしくなく、病院を変えて再手術することになりました。
        毎年何の装備も持たず、近所のコンビニに行くような格好で登っていましたので、今年も大丈夫だろうと完全に油断していました。自業自得です。
        ユウさんも気を付けてくださいね!
        大変お騒がせしました。

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