ほんと…無事に着けてよかったわ…。
チェンマイに着いて初めて感じたことは、『雲ちかっ!!』でした(笑)
チェンマイは山地らしいのですが、標高を調べてみると、300m程度。
それでこの雲の近さになるんだから不思議。。。
さて、そんなどうでも良いことより、今回、チェンマイ空港に降り立ってからホテルへチェックインするまでをお話ししたい。
というのも、前回の記事で関西国際空港発バンコク行きの便が欠航になったことを説明したが、関空→バンコク(ドンムアン)→チェンマイ便は両方ともAirAsiaで確保していたので別便へと動かしてもらうことに成功した。
しかし、Agoda経由で予約していたチェンマイのホテル。これは、宿泊予定日前日になってしまったらAgodaのシステムではどうすることもできない。
20日チェックイン→21日チェックアウトで予約していたのだが、フライトの遅れによりチェンマイ到着は21日朝8時。
どう考えてもチェックインすることはできないが、キャンセルすることもできないので、チェンマイへ到着後にいの一番で予約したホテル「ドゥアンタワンホテル」へ向かってみることに。(ホテルに到着するのは恐らく9時とか10時くらいだけど、未チェックインで支払い済みなのであわよくばシャワーくらい使わせていただけないかと目論みつつ…w)
チェンマイの移動手段について
先ずは、チェンマイ市街地区での移動手段について知っておきたいことをまとめる。
前調査しておいた交通手段は大きく4つある。
チェンマイでの移動手段
- ソンテウ(チェンマイ名物の赤いバス)
- トゥクトゥク(定員3〜4人のバイクタクシー)
- タクシー(メーター/交渉)
- スマートバス
金額順で並べると…(安価順)
- スマートバス(20バーツ)
- ソンテウ(20〜30バーツ)
- トゥクトゥク(60〜100バーツ)
※全て市内の移動を想定
空港発のスマートバスは15〜20分おきくらいに出ているようなので安い上に使いやすい。しかし、一度市内に出てしまうと、渋滞で時間の予想がほぼできなくなる。
長時間待たなければならないこともあるし、案外すぐ来たりすることも…。
よくスマートバスを使う人は、専用アプリがありアプリ内でバスに仕込まれたGPS情報が見れるらしい。しかし、こちらはタイ後専用アプリでapp storeの設定も変更しなければならなく、煩わしかったので筆者の場合は、却下した。
なので結論、市内で移動するにはソンテウがおすすめ。
市内の至るところを走っているので、すぐに捕まえることも可能だし、乗合なら20〜30バーツでどこにでも連れて行ってくれる。
かと言って、上述した移動手段では一番高価なトゥクトゥクを使う場面が全くないかと言われたらそうでもなく、トゥクトゥクは完全貸切という利点があるので、荷物が多い時などには活躍してくれる。
チェンマイ空港に到着!先ずはバス移動を試みる!
事前調査ではスマートバスでの移動が良さそうだったので、チェンマイ空港に到着してからスマートバス乗り場を探す。
スマートバス乗り場はチェンマイ空港を出てから左へ100mほど。
この間だけでも、タクシーやらトゥクトゥクやらの勧誘がすごい(笑)
『どこ行くの?バスより早いよ〜!絶対!』ってね。
しかし、空港からホテルまでの道のりは、500バーツ程度と比較的高くなるので、ひとり旅には向かない。
https://twitter.com/toko2lab/status/1042952720263524354
↑こんなこと言ってるけど、後にわかったのはスマートバスは全部青。行き先によって黄色赤色のテープが違うだけ。行き先も厳密に言うと旧市街を中心に右回りか左回りかって感じ。(黄色のバスはどこ?って聞いてたけど、たぶん「何言ってんだコイツ」って思われてたと思う…「黄色なんかねぇ!」って言ってたw)
青いバスの前には簡易的なテントを張って行き先を聞きながらアテンドしている。
自分の行き先を告げ乗り込むと、出発前に乗車料金20バーツを集金。
スマートバスは、日本のバスのようにバス停ごとに停まることはしない様子で、降りるときも告げていた場所近くになると運転手が合図をしてくれるので、そこで降りる。
まぁ、素晴らしく何もないところで降ろされたが、ここからはGoogleマップを頼りに徒歩。
5分ほど歩くと、今回予約していた「ドゥワンタワンホテル(Duangtawan Hotel)」に到着。
予想以上に大きい…。
ちょっとシャワールームだけ借りるにはハードルが高そうだな…と内心ビビる。
ホテルに入ってみると、大きなフロアに2Fがチェックインフロント。海外ホテルによくある作りだが、立派なホテルだ。
先ずはフロントに行き、フライトが遅れて昨日の予約にチェックインできなかったことを伝える。
すると、フロントの女性。
このブッキングは予約期限を過ぎてしまったので、残念ながら…。
正直、ここまでの聞き取りはできていないが、たぶんこのような感じで言っていた(笑)
内心、やっぱりそうか…そりゃそうよね…。
という感じ。
ホテルサイズも大きいし、こじんまりとしたホテルよりも融通が効かなさそうなイメージ。
このホテルはチェックアウトが12時で今が10時。それまで部屋を使わせてほしい。それに、今日の分も追加で予約するから…ダメ??
と、ちょっとゴネてみた。
すると…『ちょっと待ってください』とフロントの奥に引いて、なにやら上司と話している様子。
上司のおばちゃん出てきた!怖そう!
私たちがAgodaにあなたのフライトが遅れたことを伝えますから、ちょっと待っていてください。
have a seat…
(本当はもっと小綺麗な女性だったのですが、ろくな写真がなかったのでイメージでご勘弁を)
そのもしかして。
それから1時間くらいは待ちましたが、ドゥアンタワンホテルスタッフの方がAgodaに到着遅れのことを報告してくれて、予約の差し替えをしてくれました。
そして、無事チェックイン!シャワーを浴びて、せっかく午前中に着いたのに3時間も爆睡!(色々あって疲れてたんでしょうね)
ホテルすぐ近くで開催されるナイトバザールへ!
充分な休息をとって、夕方から行動を開始!
ナイトバザールは、チェンマイではとっても有名な催し物で、主に観光客向けではあるが、数百を超える出店があり、売っているものも様々!大量系なので活気があって良い!
正直、買う物はないのだが、東南アジアの雰囲気を色濃く感じることができる催し。
マップ内の黄色の部分が「ナイトバザール」
チェンマイでは他にも緑色表示の「サタデーマーケット」や、紫表示の「サンデーマーケット」がある。今回の旅では全て行ってきたので別記事でレビューする。
結論だけ言うと、規模ではサンデーマーケットが一番大きい、金額はナイトバザールが一番高く観光客向け商品が多い。どれか一つだけ行くならサンデーマーケットが良い。
地図では一本の通りで示されるナイトバザールだが、多くの十字路があり、数え切れないほどの店が出店している。
売っているものは、雑貨やシルク製品、手工芸品などもあるし、ブランド物のコピー商品などもある。
↑美しい雑貨。値段表示している250Bは雑貨の中では高いものだが、これが一体何なのかは不明。
「Superdry.極度乾燥(しなさい)」
↑このブランドがヨーロッパでは人気。日本人から見ると意味不明。
スーパードライって言ったらビールだし。しかも、そこそこな高級ブランドらしい。
↑他にもSupremeやGucciなどのコピー品も一通り。
値段を聞いてみると450バーツと言っていたが、値切ると300バーツまで下がった。ナイトバザールではそういう買い方が好ましい。
↑ヨーロッパ人が多い。
↑これ系の雑貨にもあまり詳しくはないけれど、ドリームキャッチャーでしょ?
ヒッピー文化を強く意識した商品も多数あり、特にヨーロッパ人はファッションからしてそんな雰囲気が出てる。
↑タイ名物の象や虎などをモチーフとした商品は多い。
けれど、これはダサい。(日本人の感覚では)
↑ランタンというか照明というか…タイではこう言ったカラフルなものが多く、写真に残すとかなり映える。
タイパンツを売ってるお店もかなりあるのだが、チェンマイに来て思ったのが、ヨーロッパ人しかタイパンツを履いていない(笑)
タイ人は履かないタイパンツ…摩訶不思議。
チェンマイで初の食事
ナイトバザールは歩いているだけで楽しいのだが、タイは暑くて湿度も高いのでちょっと歩くだけで汗が出る。
ぷらぷらと歩いている途中で見つけたこのお店に入ってみることに。
「カオソーイがうまい!」と聞いていたので、『カオソーイありますか?』と聞いたら、このお店には置いていないとのこと。
パッタイと言うものを勧められたので、まぁ、それでいいやって注文。
タイで非常にポピュラーなビール「Chang」も一緒に頼んで完食!(あまりにお腹が空いていてここでのパッタイの写真を撮っていないと言う凡ミス…)
この日のナイトバザールでのご飯は締めて180バーツ
ビールとパッタイの内訳はわからないが、ちょっと割高な感じ。
チェンマイ初日まとめ
実は、このナイトバザールに行った後に、夜遊びで有名な”ロイクロ通り”に取材に行ったのだが、その模様は別記事にする。
チェンマイ初日の所感としては、ヨーロッパ人と中国人がかなり多い!
日本人はほぼ皆無。この日は見ていない。
ナイトバザール周辺は特に、東南アジア色が強く雑多な雰囲気が街全体に漂っている。でも、不思議なことに治安はそれほど悪くはない。タイ人があまり暴力的な国民性ではないことも大きく関わっていると思うが、親日の国という要素も大いにあると感じた。
この地区、女子旅でも来れないことはないが、充分に注意が必要だろうことは間違いない。
何と言っても、久々の海外でテンションが上がらずにはいられないが、それと同時にライフライン〜インフラまで根こそぎ奪われてしまう海外生活に煩わしさもある。
しかし、そうやって環境に強制的にリセットされることも旅の醍醐味かもしれない。
つづく