筆者の拠点である福岡にも遂にアークテリクスの直営店が出店されました!(マークイズ福岡ももち店)
さっそく、憧れのアークテリクス製品を見るベくお邪魔しました。
ところで、アークテリクスのシェルジャケットって、どういうカテゴリー分けがされてて、自分に合った製品をどう選べばいいのかって、悩みませんか?
実際に、筆者は公式サイトに穴が空くほどチェックしましたが、結局わかりませんでした(笑)
高価な製品ですし、長く使うとは言え、自分にピッタリの製品をチョイスしたかったので、今回はスタッフの方にミッチリ聞いてきた内容をシェアします!
この記事では、アークテリクスのシェルジャケットの選び方→製品ごとのデザインの違いやカテゴリー分けについてを詳しく解説!
アークテリクスのシェルジャケットの特徴
とにかくかっこいい!なぜこんなにもかっこいいんだ!!
アークテリクスの製品全てに言えることですが、立体裁断が採用されており、身体の動きに追従してくれる設計になっています。ここが”着る芸術品”とも称されるアークテリクスの真髄です。
肩周りや脇、パンツならヒップ周りや膝周辺の動きのある箇所が立体裁断になっており、ゴアテックスなどの固め生地の製品だとよくある、可動箇所を回した時の”引っ張り”がほぼありません。
※この立体裁断を最大限に活かすためには、サイジングが重要になってきます。
大きく分けて、Alpha(アルファ)/Beta(ベータ)/Zeta(ゼータ)の3つのモデルから構成されています。
各モデルの違いを簡単に説明すると、Alpha(アルファ)がエベレストなどの極地装備を想定した設計。Beta(ベータ)はAlpha(アルファ)よりも軽めのトレッキングを想定している。そして、Zeta(ゼータ)はさらに軽量で”緊急時用”ゴアテックスシェルです。
価格は、アルファ>ベータ>ゼータの順で高級です。
タウンユースならゼータで充分?とも思うのですが、そもそもタウンユースだとデザインが優先されるでしょうから、ハッキリ言っちゃうと好みです(笑)
スペック|全モデル共通項目
- 全モデルでゴアテックス(GORE-TEX)を採用、完全防水。
- ハーネスなどの取り付けを想定されているので着丈がしっかりと長い。
- フードは大型で山岳用ヘルメット装着のまま被れるよう設計。
※ベータSLのみ比較的着丈が短めで街着としての印象が強い。が、もちろんスペックは申し分無いのでトレッキングやボルダリング用のシェルジャケットとして十分な戦力。
生地を構成している糸の太さが「デニール表記」になっています。デニール値が大きければ大きいほど生地に触れたときの感覚は硬くなり、その分、強度が増します。
アークテリクスの特徴として、Alpha(アルファ)/Beta(ベータ)のモデル名よりもこちらの「SV/AR/LT/SL/FL」表記の方が重要であるとのこと。
モデル名 | 生地の厚さ | 推奨環境 |
SV=Severe シビア | 最も厚い | 最も過酷な自然環境を想定。長期間使用にえる優れた素材を使い防水性や耐久性がとても高いモデル。 |
---|---|---|
AR=All Round Use オールラウンド | 厚い | 耐久性の高い素材を使用。一般的アウトドアでの様々な活動に対してオールラウンドの汎用性の高いモデル。 |
LT=Light ライト | 普通 | 耐久性の高い素材を使用しつつ、機能を最小限に抑えた軽量タイプのモデル。 |
SL=Super Light スーパーライト | 薄め | 極限まで軽量化を施したデザイン。コンパクトに収納できるタイプ。 |
FL=Fast&Light ファスト&ライト | 薄く軽量柔軟 | 高性能、軽量化を実現し、変わりやすい天候状況で手軽に着られるタイプ。 |
基本的には、上位に表示されているモデルが高スペック製品です。スペックと比例して価格も上に行くに連れて高価になります。
もうひとつ、アークテリクスのシェルジャケットの特徴として「豊富なカラーラインナップ」が挙げられますが、カラーは全て自然の中から取り入れたもので人工的なカラーは排除されています。さらに、デザイン部ではカラー専門のデザイナーが担当しているというこだわりよう。さすがはアーク。
ARC’TERYX シェルジャケットを試着した感想
試着画像を残したのは、ベータSVのRed Beachカラー。
個人的にはこのカラーが大好きで、この場で購入をかなり迷いました…。
フード部分を開けた状態 こちらはフードを閉じた状態。
とにかく動きやすくて、シルエットがかっこいいのが、アークのジャケットの特徴。
モデルによって、丈や身幅など若干のシルエットの違いはありますが、全モデルでアークテリクスの綺麗なシルエットが体感できます。
ゴアテックスのジャケットのなのに、襟立ちが良くてかっこいいんですよね…。
モデルで生地の硬さが違いますので、1枚目の画像のように開けた状態でもしっかりと襟が立つのはハイエンドモデルの生地固めの方でしょう。
アークテリクスのサイズ感
アークテリクスはカナダのバンクーバー本社で、基本的には欧米人体系に沿って作られていますから、日本人着用時のサイズ感としてはワンサイズダウンがベター。
普段Mサイズを着用している方であればSサイズ。
そして、注意していただきたいポイントとして、アークのシェルジャケットは肩で合わせる設計にはなっていません。
アークテリクスは立体裁断が基本で、肩や肘などの可動部分がとても動きやすく作られています。ジャストサイズで着た場合でも肩の継ぎ目部分は、若干腕寄りに位置します。それが普通です。
タイトに着たい人も多いとは思いますが、肩で合わせてしまうとアークテリクスの本当の機能を発揮することができない設計なんです。
筆者購入品(ベータSL)レビュー
本当は上で試着していたBeta SVのRed Beachが欲しかったんですが、値段に踏ん切りが付かずに妥協してしまいました。
↑まずディテールがカッコいい。
↑刺繍のアークロゴがイカす。
↑ゴアテックス(GORE-TEX)の刺繍も腕の部分にしっかり入ってます。
↑フロントジッパーが少し固めですが、しっかりとした止水ジップ
↑他、ポケット部分もしっかり止水。
↑裏地はこんな感じ。写真だとベタつきそうな印象があると思いますが、着てみるとサラリと軽い。汗をかいても湿気が中にこもることがないので快適。
↑最後にアークテリクスシェルの生地のお話。
写真で伝わるかなぁ…wっと不安ですが、アークのゴアテックス製品って、生地感に光沢があって、キメがかなり細かいんです。もちろん、製品によってデニール(糸の太さ)が違うので印象は変わると思いますが、他社の物と比較するとかなり細かく作られてるな〜っていうのは着ていて感じる部分です。
妥協して買ったとは言え、流石にアークテリクスは十分な高スペックを持っていて、ベータSLを手に入れたことでさらに興味が湧きました。一着ならずとも数着着まわしても良いクオリティ。
Alpha(アルファ)の特徴
垂直クライミングでのハーネス装備などを想定しているので、裾が長めに設定されている。
ポケット位置が胸位置にあり、ハーネスを腰に巻いても内容物が取り出しやすくなっている。
「SV/AR/SL/FL」の4モデルがある。
Alpha SV(アルファ・シビア)
定価:108,000円(税込)
アルファ SV ジャケット メンズ
過酷なアルペン環境下には、磨耗に強い GORE-TEX Pro ハードシェルを。Alpha シリーズ:クライミングとアルペン向けシステム | SV:過酷な天候。
Arc’teryx のアイコン的アイテムでもあり過酷なアルペン環境下でもその性能を繰り返し評価されてきたAlpha SVが、より強度を高め、さらに軽量になりました。抜群に耐久性のある、防水、透湿性の良い N100p-X 3L GORE-TEX Pro の繊維が、類い稀なる耐摩耗性を実現。最適な構造として、 WaterTight™ ジッパーと RS™ スライダーを採用、シームを最小化してグラム単位で軽量化を計っております。ヘルメット対応の StormHood™、ピットジップ、精巧な構造 とフル機能搭載のAlpha SVは、過酷な環境下でも使用可能である事を保証出来る1着です。
サイズ
XS, S, M, L, XL, XXL
重さ
490 g / 1 lb 1.3 oz
フィット
レギュラーフィット, ヒップ, e3D デザイン, センターバック丈:78 センチ/ 30.75 インチ
アクティビティ
アイスクライミング / アルペンクライミング
モデル番号
18082
Alpha AR(アルファ・オールラウンド)
定価:75,600円(税込)
アルファ AR ジャケット メンズ
いかなるコンディションのアルペン活動に、万能なGORE-TEX Pro ジャケットを。Alpha シリーズ:クライミングとアルペン向けシステム | AR:オールラウンド。
アルファ AR は万能で、どんなコンディションでも機能性を発揮するゴアテックス®のシェルジャケットです。軽量で耐久性の強い N40p-X 3L ゴアテックス プロの、防水、防風、透湿性を備えた丈夫さを存分に発揮。N80p-X ゴアテックス プロで摩耗しやすい部分を補強。女性用のスリムに設計したレギュラーフィットは、人間工学に基づいた e3D パターンニングを採用。ヘルメット対応の ストームフード™ は頭の動きと連動し、広い視界を確保します。クロスオーバーしている大きな胸ポケットは物を簡単に出し入れでき、ピットジップで透湿性もバツグン。
サイズ
XS, S, M, L, XL, XXL
重さ
400 g / 14.1 oz
フィット
レギュラーフィット, ヒップ, e3D デザイン, センターバック丈:78 センチ/ 30.75 インチ
アクティビティ
ロッククライミング / アイスクライミング / アルペンクライミング
モデル番号
18086
Alpha FL(アルファ・ファスト&ライト)
定価:70,200円(税込)
アルファ FL ジャケット メンズ
軽やかに素早いクライミングをするアルピニスト向けの超軽量、耐久性にも富むゴアテックスプロジャケット。アルファ シリーズ: クライミングとアルペン向けシステム | FL: 敏速、そして軽量。
素早い動きを目指すアルピニスト向けに作られたアルファ FL ジャケットは、約315グラムの軽量ながら、丈夫なゴアテックスプロを使い最高のパフォーマンスを発揮します。耐久性のあるN40p-X 表面素材を使用し、透湿性を確保するため配置を考慮して内ポケットと外ポケットを取り付けました。細心の注意を払い軽量化を実現しながら、動きを制限することなく薄めの重ね着も可能です。ヘルメット対応 ストームフード™。カスタム コーヒーシブ™ ヘムアジャスターが、ハーネスの下でズレを防ぐ、ヘムロックス™をサポート。
サイズ
XS, S, M, L, XL, XXL
重さ
315 g / 11.1 oz
フィット
トリムフィット, ヒップ, e3D デザイン, センターバック丈: 77.5 cm / 30.5 インチ
アクティビティ
ロッククライミング / アイスクライミング / アルペンクライミング
モデル番号
18976
Alpha SL(アルファ・スーパーライト)
定価:46,440円(税込)
アルファ SL ジャケット メンズ
超軽量、超パッカブルな GORE-TEX に Paclite® 製品テクノロジーをプラスしたジャケットは、急な嵐に対応できる防水/透湿性プロテクションを必要とするクライマーやアルピニストのために作られました。Alpha シリーズ:クライミングとアルペン集中システム | SL:超軽量。
可能な限り軽量化と収納性を追求したデザインに、アルピニストやクライマーに不可欠な要素だけを残した Alpha SL は、高機能防水/透湿性プロテクションで急な嵐も大丈夫です。デザイン、素材、機能の選択に力を入れた Arc’teryx デザイナーは、重量を 305 グラム (10.8 オンス) に抑えて、ジャケットは畳んでフードに収納、あるいは収納サックとしても利用できます。
Alpha SL のパフォーマンスには重量とスペースが大切な要素になるので、最軽量かつ究極にパッカブルな GORE-TEX 素材と N40r GORE-TEX 素材に Paclite® 製品テクノロジーを採用しています。防水性と高い透湿性を兼ね備えた素材は全天候に対応、アクティビティ中でもより高いレベルの快適さをお届けします。Alpha SL は度々起こる変化への対応を想定して、耐摩耗性の表面生地を減らすことで重量とバルクを抑えています。素材はミニリップストップ構造を採用し重量は変わらずに従来より破れに強くなっています。
すべてが不可欠
Alpha SL の徹底したデザインは必要なものだけを残してそぎ落としています。ヘルメット対応 StormHood™ は、フルカバーで安心フィット、人間工学的パフォーマンスと比類ない視界の良さが特徴的で、Hemlock™ を挿入してハーネスの下にあるジャケットもズレません。トリムフィットに動きやすさを加えた e3D パターンは可動性に対応したデザインで、ジャケットをボディに密着させ、透湿性を強化し、バルクを軽減、ハーネスに向ける視線を改善しています。
サイズ
XS, S, M, L, XL, XXL
重さ
305 g / 10.8 oz
フィット
トリムフィット, ヒップ, e3D デザイン
アクティビティ
ロッククライミング / アイスクライミング / アルペンクライミング
モデル番号
15179
Beta(ベータ)の特徴
ベータは、Alpha(アルファ)と比較すると軽めの環境を想定?と思いきや、そのスペックはAlpha(アルファ)に負けず劣らず。
確かに、ポケットの配置などで装備によってはAlpha(アルファ)の方が使いやすそうな印象はありますが、デザインの好みで選んじゃっても良さそうではある。
「SV/AR/LT/SL」の4モデルがある。
Beta SV(ベータ・シビア)
定価:82,080円(税込)
ベータ SV ジャケット メンズ
過酷なアルペン環境には、耐久性が強く大変実用的なGORE-TEX Pro ジャケットを。Beta シリーズ:オールラウンド型の山岳ウェア | SV:過酷な天候。
磨耗に強く非常に実用的なBeta SVは、厳戒な山岳環境のために作られた1着。軽くて丈夫な、耐久耐水性、防風、透湿性の良い N80p-X 3L GORE-TEX Pro は過酷な状況でも保証されております。ヘルメット対応の StormHood™ が視界に影響を与えずともフルカバーを実現し、グローブ着用時でも扱いやすい Cohaesive™ コードロックを採用。精巧されたレギュラーフィットにe3D の身体の動きに順応する作りと重ね着のしやすさを加え、またピットジップが素早く換気を提供。
サイズ
XS, S, M, L, XL, XXL
重さ
485 g / 1 lb 1.1 oz
フィット
レギュラーフィット, ヒップ, e3D デザイン, センターバック丈:79.5 cm / 31.25 in
アクティビティ
全天候
モデル番号
18411
Beta AR(ベータ・オールラウンド)
定価:73,440円(税込)
ベータ AR ジャケット メンズ
軽量、収納可能、防水性のあるゴアテックス プロのジャケットはヒップ丈で、ヘルメット対応の DropHood™ を採用。ベータ シリーズ:オールラウンドな山岳ウェア | AR:オールラウンド。
2000 年から アークテリクスのラインナップの主力になった ベータ AR はまさに万能。最も多機能で防水/透湿性が高いジャケットは山岳環境に適しています。ハンドポケット付きのレギュラーフィット、ピットジップを備えた新しい丈でレイヤリングにも対応。内襟付きのフードが採用され、嵐の中やクライミング、スキーシーンだけでなく、単にアウトドアを楽しむ時にも快適に過ごせます。ゴアテックス プロが、最高レベルの防水性/透湿性を提供します。ヘルメット対応のドロップフード™が、嵐から素早く頭を保護。コヒーシブ® コードロックアジャスターも新たに加えられました。
フロントフードアジャスターCohaesive®コードロックを備えたヘルメット対応DropHood™と、RS™ジッパースライダー付きハンドポケットにデザイン変更しました。
サイズ
XS, S, M, L, XL, XXL
重さ
455 g / 1 lb
フィット
レギュラーフィット, ヒップ, e3D デザイン, センターバック丈:75.5 cm / 29.7 インチ
アクティビティ
全天候
モデル番号
21782
Beta LT(ベータ・ライト)
定価:68,040円(税込)
ベータ LT ジャケット メンズ
あらゆる天候に対応する、軽量で汎用性の高いゴアテックスプロのシェル。ベータ シリーズ: オールラウンド型の山岳ウェア | LT: 軽量
装飾控えめの程よくシンプルなデザインの、多目的に使えるベータ LTは、ゴアテックスプロのカバー力と、軽量ながら耐久性を備え、あらゆるアクティビティに対応します。ヘルメット対応のストームフード™は、視界を遮ることなく、天候から体を保護。手袋をしたままでもカスタムコーヒーシブ™コードロックで調整が可能です。トリムフィットにより、ゴアテックスが体に密着しながらも、通気性を確保。長めの丈により、ハーネスの下でも捲れ上がらずに快適にフィット。
サイズ
S, M, L, XL, XXL
重さ
345 g / 12.2 oz
フィット
トリムフィット, ヒップ, e3D デザイン, センターバック丈:76 センチ / 29.75 インチ
アクティビティ
全天候
モデル番号
18007
Beta SL Hybrid(ベータ・スーパーライト・ハイブリッド)
定価:54,000円(税込)
ベータ SL ハイブリッド ジャケット メンズ
2つのゴアテックス®繊維の組み合わせによる軽量で収納も簡単なウェザープロテクション。ベータ シリーズ: オールラウンドな山岳ウェア | SL: 超軽量。
小さく折りたためるベータ SL ハイブリッド ジャケットは、考え抜かれて配置した2つのゴアテックス繊維を使うことで、軽量化に成功し、最高のパフォーマンスを引き出します。パックライト®と超軽量 N40r ゴアテックス繊維のテクノロジーをボディに使用し、さらにゴア C- ニット™の裏地技術としなやかなゴアテックス繊維を擦れやすい部分に使い補強しています。ヘルメットとも併用できるストームフード™は広い視野を保ちながら全体をカバー。ピットジップで素早く換気が可能です。
サイズ
XS, S, M, L, XL, XXL
重さ
350 g / 12.3 oz
フィット
トリムフィット, ヒップ, e3D デザイン, センターバック丈:78 センチ/ 30.75 インチ
アクティビティ
全天候
モデル番号
18972
Beta SL(ベータ・スーパーライト)
定価:43,200円(税込)
ベータ SL ジャケット メンズ
軽量、圧縮性 GORE-TEX ジャケットに Paclite® 製品テクノロジーを採用。パッカブルで急な天候の変化に特化したデザインです。Beta シリーズ:オールラウンド型の山岳ウェア | SL:超軽量。
「重さが気にならない」をコンセプトにしたデザイン、超軽量、圧縮性 防水/透湿性 Beta SL Jacketの重さはわずか 315 グラム(11.1 オンス)。N40r GORE-TEX 素材に Paclite® 製品テクノロジーを採用、その完全耐候性とハイレベルな透湿性は立証済みです。
究極のパッカブル
Beta SL のパフォーマンスには重量とスペースが大切な要素になるので、最軽量かつ究極にパッカブルな GORE-TEX 素材と N40r GORE-TEX 素材に Paclite® 製品テクノロジーを採用しています。防水性と高い透湿性を兼ね備えた素材は全天候に対応、アクティビティ中でもより高いレベルの快適さをお届けします。Beta SL は断続的な緊急時に対応した作りになっていて、耐摩耗性生地の使用を減らすことで重量とかさばりを抑えています。素材はミニリップストップ構造を採用し重量は変わらずに従来より破れに強くなっています。
行動中はシンプルに
目標は Beta SL の本質だけ残してそぎ落とし、可能な限り軽さを追求するという明確な機能条件を満たすことです。入念に考えられた効率的な構造テクニックにより Arc’teryx は最小限のマイクロシームと小さな(13 mm) GORE シームテープを使用できました。トリムフィットは素材の要件を抑えて透湿性を改善しています。丁寧な立体パターンと脇の下にマチを入れてもバルクは増えずに可動域を上げています。薄手 Stormhood™ はスリムなデザインデザインを提供します。これこそ軽量、コンパクト、効率的にデザインされた本物のミニマリストのハードシェルです。
サイズ
XS, S, M, L, XL, XXL
重さ
315 g / 11.1 oz
フィット
トリムフィット, ヒップ
アクティビティ
ハイキング / トレッキング
モデル番号
10968
Zeta(ゼータ)の特徴
ゼータは、ベータよりもさらに軽量化され”緊急用”シェルジャケットという位置付けになっています。しかし、そこはアークテリクス。表地にGORE-TEX、裏地にもGORE C-KNITという技術が使われているので、着てみるとかなり軽くて柔らかい印象。
「万能なハイキング・トレッキングシェル」と謳われつつも、ゼータのスペックでも充分な機能を持っている。
「AR/LT/SL/FL」の4モデルがある。
Zeta AR(ゼータ・オールラウンド)
定価:
ゼータ AR ジャケット メンズ
万能なトレッキング/ハイキング用シェルは、快適な防水 透湿性プロテクションの GORE-TEX 素材に、GORE C-KNIT™ 裏地技術を採用。
トレイルに特化したゼータARは、広大な地形の探索に適した作りです。プロテクションは、ゴア C-ニット™ 裏地技術を施した、N70p 3L ゴアテックス 素材により確保。裏地技術を取り入れ、耐久性、防水・防風性、高い透湿性を実現したこの素材により、桁違いにしなやかで、摩擦音の少ない、着心地の良いファブリックとなりました。アークテリクスのトリムフィットは、シェルを体に密着させて、素材の透湿性を向上させる一方で、軽く重ね着ができるスペースを残しています。袖の立体構造と脇の下のガゼットで動きやすく。
技術的な快適さ
特許出願中の 3- レイヤーのゴアテックス®素材にゴア®C-ニット™ 裏地技術を採用して、プロテクションとともに抜群の快適さを実現しています。実績のあるバイコンポーネント・ゴアテックス® メンブレン システムは、高密度で極めて薄い丸編みと合わせることで、柔らかく、かさばらない耐久性のあるラミネートを形成し、従来の構造よりも高い透湿性を誇り、軽量になっています。丸編みのソフトで滑らかなテクスチャーは快適で摩擦音もなく、他のウエアの上に楽にゼータを重ね着できます。
トレイルに特化
長い旅程にはスマートな特長、フィット感、プロテクションが必要です。ゼータのウォータータイト™ ピット ジッパーで素早く換気。アークテリクス・ストームフード™ で薄手ながらフルプロテクションを実現。シングル アジャスターでしっかり固定するため頭の動きにフィットし、視界も良好です。ヒップ丈の長さにドロップバックヘムが付き、カバー力をアップし、ヒップベルトの下でも快適にライド。内側のラミネート加工ポケットはスマートフォンや財布をしっかり保護。ウォータータイト™ ジッパーが付いた2 つのハンドポケットには、パックやハーネスの装着時もアクセスしやすくなっています。
サイズ
S, M, L, XL, XXL, XXXL
重さ
425 g / 15 oz
フィット
トリムフィット, もも丈, センターバック丈:82 センチ / 32.25 インチ
アクティビティ
ハイキング / トレッキング
モデル番号
16473
Zeta LT(ゼータ・ライト)
定価:
ゼータ LT ジャケット メンズ
軽量でパッカブル、万能なトレッキング/ハイキング用シェルは、快適な防水 透湿性プロテクションの GORE-TEX 素材に、GORE C-KNIT™ 裏地技術を採用しています。
Zeta LT はトレッキングやバックパック旅行などが延長されても対応できる耐候性を実現しています。軽量、快適、圧縮性のある N40p-X 3L GORE-TEX 素材に GORE C-KNIT™ 裏地技術を採用。この素材により長持ちする防水、防風、高度な透湿性プロテクションを実現し、裏地技術を取り入れることで、桁違いに柔らかく、摩擦音の少ない、ピッタリフィットで快適な素材になります。Arc’teryx トリムフィットはシェルを体に密着させて、素材の透湿性を向上させる一方で、軽度なレイヤーも可能にするスペースを残しています。袖の立体構造と脇の下のガゼットで動きやすく。
技術的な快適さ
特許出願中の 3- レイヤー GORE-TEX 素材に GORE C-KNIT™ 裏地技術を採用して、プロテクションとともに抜群の快適さを実現しています。実績のあるバイコンポーネント GORE-TEX メンブレン システムは高密度で極めて薄い丸編みと合わせることで、柔らかく、かさばらない耐久性ラミネートを形成し、従来の構造よりも高い透湿性と軽量感になっています。丸編みのソフトで滑らかなテクスチャーは快適で摩擦音もなく、他のレイヤーの上からでも Zeta を簡単に着脱できます。
機能的なシンプル
Zeta LT は旅程の延長にも対応できる作りで、335 グラム (11.8 オンス) だから身軽に旅ができます。このためには、デザインへの徹底が求められるため、その特長は外部から重量や容量を追加しないでプロテクションに着目しています。薄型の Arc’teryx StormHood™ でフルプロテクションを実現、シングル アジャスターでしっかり固定して、頭の動きに合わせてフィットするので視界も極めて良好です。ヒップ丈にドロップ バック ヘムが付いてカバー力をアップし、ヒップベルトの下でも快適にライド。内側のラミネート加工ポケットはスマートフォンや 財布を保護して収納、2 つのハンドポケットには WaterTight™ ジッパーが付いてパックやハーネスを装着時もアクセス可能。
サイズ
S, M, L, XL, XXL
重さ
335 g / 11.8 oz
フィット
トリムフィット, ヒップ, センターバック丈:78 センチ/ 30.75 インチ
アクティビティ
ハイキング / トレッキング
モデル番号
16287
Zeta FL(ゼータ・ファスト&ライト)
定価:
ゼータ FL ジャケット メンズ
ミニマル、収納可能で防水性のゴアテックス緊急時用シェル、ハイキング向け。ゼータシリーズ:ハイキング/トレッキングウェア | FL:Fast and Light(軽快&軽量)
軽いハイキング向けにデザインされた緊急用シェル、ゼータ FL ジャケットは、軽量化のため最小限の機能に抑えています。コンパクトなので、予測不能な山の天気に備えられます。ゼータ FLはPaclite®プラス製品技術によるゴアテックス生地から作られた、超軽量、収納可能な緊急時の防水性ジャケット。ミニマルなデザインと関節に沿ったパターンで自由自在に動きにフィットします。WaterTight™のフロントジッパーとRS™スライダーの2つのハンドポケット付きです。ヘルメット非対応ストームフード™はハローアジャスターで固定可能。伸縮性のあるヘムが天候からあなたを守ります。
サイズ
S, M, L, XL, XXL
重さ
205 g / 7.2 oz
フィット
トリムフィット, ヒップ, センターバック丈:76 センチ / 29.75 インチ
アクティビティ
ハイキング / トレッキング
モデル番号
23933
Zeta SL(ゼータ・スーパーライト)
定価:
ゼータ SL ジャケット メンズ
超軽量、収納可能で防水性のあるゴアテックス緊急時用シェル、ハイキング向け。ゼータシリーズ:ハイキング/トレッキングウェア | SL:Super Light(超軽量)
夏のハイキングやトレッキングは予測不能な山の天気を伴います。ゼータ SL ジャケットはハイキング時の緊急用シェルとしてデザインされました。コンパクトなので急な嵐の備えになります。この超軽量、収納可能な緊急時の防水性ジャケットはPaclite®プラス製品技術によるゴアテックス生地から作られています。ミニマルなデザインと関節に沿ったパターンで、自由自在に動きにフィットします。WaterTight™のフロントジッパーとRS™スライダーの2つのハンドポケット付きです。ヘルメット非対応ストームフード™はハローアジャスターで固定可能。調整可能なカフとヘムで天候からあなたを守ります。
サイズ
XS, S, M, L, XL, XXL
重さ
310 g / 10.9 oz
フィット
トリムフィット, ヒップ, センターバック:77.8cm/30.6インチ、ドロップヘム
アクティビティ
ハイキング / トレッキング
モデル番号
21776
結局、どのモデルを選べばいいの?
- 直登の崖をクライミングしたい!という場合なら、アルファSV
- エベレスト級の高山にチャレンジする!というなら、ベータSV
…なんですが、そんな極端なシチュエーションがあるケースも少ないですよね。
つまり、タウンユースだったり、軽めのトレッキングで使いたい!って場合には、SVやARはオーバースペックになります。
見た目のデザインがどうしても気に入って、これじゃきゃダメ!!!という場合なら好みなので買っちゃっていいと思いますが、基本的に街着がメインならLTやSLで充分です。
ちなみに、筆者はまずは入門として、ベータSLのブラックを購入しました。(これに関してはまた改めてレビュー記事を書きます)
ということで、タウンユース&軽めのトレッキングなら「FL」か「SL」という結論です!
※ゼータは比較的新しいモデルで、軽量で使い回しも良さそうです。FLとSLは4万円台〜とラインナップの中では安価な方なので、まずは入門として手に入れてみてください。スペックとしては充分すぎるほどなので、きっとアークテリクスの魅力にハマりますよ!
アークテリクス シェルジャケット価格表
商品参考リンク
ゼータ(Zeta)
アルファ(Alpha)
ベータ(Beta) [オススメ!]
僕のこれまでの調査では、公式オンラインストアよりもゼビオ(SUPER SPORTS XEBIO)の方が入荷が1〜2週間も早いということが多々あります!
公式だと争奪戦になり発売直後はアクセスもできないこともありますが、ゼビオなら楽々と(しかも早く)買えたことが何度もありますので、検索窓に“ノースフェイス”などブランド名やアイテム名を入力してチェックしてみてください♪
タイミングによってはお得なセール品もゲットできますよ!