筆者がノマドワーカーとして仕事をし始めてから気付けば5年目になりました。
日本国内でも海外でもコワーキングスペースやスタバなどのカフェで仕事をしていますが、どこでも必須なのがBluetoothイヤホン。
最近は数千円〜の低価格帯商品も多数ありますが、いろいろと試した結果、何のストレスもなく使用できる製品は1万円以上の物が多く、2020年現在はAir Pods ProかBeats Xの2択です!
どちらの製品にも良い面・悪い面がありますから、このページでは実際に長期間ほぼ毎日使用した体験レビューをまとめます。
なぜAir Pods ProとBeats Xの2択なのか
iPhoneに最適化されたチップが入っているのは、Air Pods ProとDr.Dore製イヤホン/ヘッドフォンだけ。
使ってるスマホがiPhoneなら、BluetoothイヤホンはAir Podsかbeats Xで検討して間違いないでしょう!
互換性やバグが極めて少ないのでストレスも少ない!
【実機レビュー】Air Pods Pro
Air Pods Proを使っていて感じた良い面
それでは、筆者が実際にAir Pods Proを使用していて感じた「良いところ」をまとめます。
AirPodsのウリは、なんと言ってもノイズキャンセリング機能!
「さぁ!作業開始しよう!」と、AirPodsを装着してノイキャンをONにした瞬間”ふわ…”っと周辺のザワつきが消えて一気に集中モードへ突入!(コレ正直、歩いてる時とか自転車に乗ってる時にONにすると周りの音が聞こえなさすぎて危険なレベル…)
そして、忘れられがちですが、意外と外部音取り込み機能が秀逸なんです!
外部音取り込みとは、ノイズキャンセルとは逆の機能で、周辺の環境音を聞きたい時にONにすると、AirPodsのマイクが周辺音を拾って耳に届けてくれます。
もう、フツーに音楽聴いてても会話できちゃうし、イヤホン付けてることを忘れるレベル。
イヤホン付けながら誰と会話するんだって?そりゃ、誰とコンビニの店員さんとかでしょ(笑)
Air Pods Proを使用していて気付いた悪い面
良いところを言ったら公平に悪いところも出しとかなきゃね!
AirPodsProのバッテリー持ちは短い?
連続使用可能時間が短い(連続4時間程度)
beats Xの連続使用時間が、7〜8時間だったのに対して、AirPodsProは4時間程度でバッテリーが切れます。でも、付属のケースで充電すれば24時間は持つし、何よりすごいのは5分くらい充電すれば40〜50%くらいは充電完了しちゃうところ。
電池が切れたら割り切って、ちょっと休憩してればまた作業に戻ることができちゃう。
紛失してしまうリスクは高いかも
AirPodsProは、そのデザイン上、コード(ワイヤー)がありません。
使っていて耳から落ちたことはないものの、使用せずケースに入れて持ち運んでる時に注意が必要で、ポケットなんかに入れてると気付いたらなくなってる…なんて可能性はありそう。
ちなみに筆者は紛失したことはないですが、友人のアップルストアマネージャーなんかは別でケースを購入して持ち歩いています。それでも酔っ払って失くしちゃったことが1回や2回じゃないんだとか(笑)
気になる人はベルトループなどに装着することができるケースを使っておきましょう。
好みもあるけど、AirPodsProはデザインがイマイチ?
第一世代のAirPodsは(愛情を込めて)「うどん」って呼称されてたけど(笑)
そのうどん感はProになって、だいぶマシになったのでは?と思ってます。と言っても、そもそも第一世代の頃から付けてる人は「うどん」感ないのかも。
まぁ、使ってる分にはその機能性がピカイチなので、『デザインが悪い!』なんて思ったりしませんよ。
AirPodsProは価格が高め?
AirPodsPro購入前の人からの相談を受けて結構言われるのが、「高くない?」ってこと。
AirPodsProの価格
¥27,800 (税別)/¥30,580 (税込)
たしかに、beats XみたいなシンプルなBluetoothイヤホンと比較すると3倍くらいするんですよね。
でもでも、本来AirPodsProと比較すべきは、シンプルイヤホンではなくて「ノイズキャンセル機能付きイヤホン」なんです。
よくAirPodsProのライバルとされるのは、SONY製の「WF-1000XM3」
筆者はこのWF-1000XM3を体感したことはないんですが、価格製品写真みてもらったら分かる通り…ちょっとデカい…。
価格は25,880円+税なので、AirPodsProより2千円くらい安い。他にAirPodsProよりも優れている点としては、連続稼働時間が6時間と長いところだけど、それは本体サイズが大きいので…(省略)
【実機レビュー】Beats X
Beats Xを使ってみて感じた良い面
BeatsXは首掛けコードがあるので紛失リスクが少ない
BeatsXはファッション性が高い
まぁ、ここは好みによるところが大きいんですが、筆者がBeatsX使ってた頃は、BeatsX指差して「それなに?かっこいいね!」って、けっこうな頻度で言われてた。
使ってる本人は全く意識してないんだけど、首にかけてる姿がかっこいい(らしい)
連続使用可能時間が長い
7時間くらい持つバッテリー。
バッテリーが大きいので、駆動時間が長いんですよ。ここは大きな利点!
価格が安くなった!
筆者が購入した当初は、たしか16,800円(税別)だったが、現在は9,800円(税別)で購入可能。正直、この価格帯のBluetoothイヤホンの中では抜群の完成度!
Beats Xの悪い面
さてさて、続いてはBeatsXの悪いところもまとめましょう。
コードが当たる音が耳障り
これは、カラム式のイヤホンを使ってると仕方のないことではあるんだけど…
BeatsXはBluetoothとは言え、首にかけるコードが付いています。このコードが当たる音が耳障り!(伝えづらいんだけど、シリコンが当たって”ゴツゴツ”って音)
周辺音がほぼ聞こえないので会話するときには慌てて取る必要が…
これも、カラム式で密閉されてるので生じるデメリット。でも、これも通常イヤホンしてるんだったら仕方のないことですよね。というか、イヤホンってそういうもんでしょ。って(笑)
AirPodsProとBeatsX結局どっち?
結論から言うと、筆者はAirPodsProを購入してからBeatsXを使わなくなりました。連続駆動時間が短いなんて、どうでもよくなるくらいノイキャンと集音モードの切替は快適だし、なんたってApple純正製品なんだから互換性が素晴らしい!
値段の高さはあるものの、買っちゃえばその性能への驚きが勝っちゃう。
直近のiOS14アプデが来ましたが、ここで音質がソフトウェア側から調整されたり、外部音取り込みモードも音量調整できるようになったりと、調整が加えられ続けてる!
そして、新しい体験となる「空間オーディオ」も。(ここはまださらなるアプデ待ちだけど)
…と、様々なアプデが待ち構えているので、単なるイヤホンで終わらないのがAirPodsProですよ。