九州の山だけでは、やっぱりちょっと物足りなくなってきた管理人のれむ(@toko2lab)です。
実は、2017年5月下旬〜6月上旬くらいに屋久島トレッキングを計画しています。
このページでは、僕と同じように屋久島にまだ行ったことがない(屋久島トレッキングをしたことがない)方向けに、屋久島トレッキングに向けての準備ってなにからすれば良いの?を体験記としてまとめています。
わからないことだらけの屋久島トレッキング
屋久島トレッキングに必要なものって??どうやって島まで行けば良いの?絶対見た方が良いとこってどこ??・・・と、わからないことだらけ!
特に、僕の場合は屋久島へ上陸もしたことがないので、なーんにもわからない状態からのスタートです。
??? 屋久島トレッキングの不明点
- 屋久島トレッキングに最適な時期は?
- どんな方法で島にアクセスすれば良いの?(飛行機?船?)
- 屋久島にはどんな見所があるの?(縄文杉以外にもたくさんありそう)
- どんなルートがあるのか?(よりたくさんの見所を愉しめる欲張りルートは?)
- 全日程で何日必要?
- ルートによる難易度は?
- どんな道具を揃えれば良いの?
こんな具合でわからないことだらけですが、きっと、これから屋久島トレッキングを計画される方々も同じような疑問を持っていらっしゃるでしょうから、ここに備忘録としてまとめておくことにしました。
屋久島トレッキングに最適な時期
屋久島トレッキングに最適な時期は4〜5月と9〜10月とのこと。
まず、絶対に避けなければならないのが台風時期。そして、厳冬期にも海水温が20度あるのに屋久島山中は雪山となるそうで、初めての屋久島の場合は雪山は避けるべきとのこと。
それらを避けた時期が4,5,9,10月ということですね。
梅雨時期も避けた方が良いのでは?とも思ったのですが、”一ヶ月に35日雨が降る”とも比喩される屋久島ですから、もはや雨はどの時期でも覚悟が必要で、不可避とのことでした。
屋久島へのアクセス方法
島へのアクセスは大きく2つ。
船か飛行機です。
屋久島への2つのアクセス方法
- 飛行機で屋久島空港から入島
- 鹿児島港から船で入島 (高速船トッピー or フェリー)
*宮之浦港 or 安房港
飛行機の場合は最寄りの空港発着の航空便があるでしょう。
ちょっと難解なのが船でのアクセス。まず、乗船する船に2種類あります。[追記予定]
屋久島へ船でアクセス①『トッピー』
トッピーという名前は比較的有名なようで、ネットで屋久島検索をしていると度々出て来ます。いわゆる高速船で鹿児島〜屋久島へ就航している「トッピー」と「ロケット」の2種類があります。
屋久島までの料金は往復15,600円〜で、所要時間は種子島経由のもので2時間半
屋久島へ船でアクセス②『フェリー』
折田汽船「フェリー屋久島2」
屋久島までの料金は、二等8,900円/一等9,900円(往復)で、所要時間は約4時間程度。
屋久島の見所(名所)
屋久島の見所と言えばやっぱり屋久杉!ですよね!
ですが、ご存知でしょうか?
屋久杉と言うのは「屋久島に群生している杉の木の総称」で、固有名詞ではないんですね。
霧の中の縄文杉✨#里町 pic.twitter.com/i8wrG8wmi5
— Dー5 (@D5Disney) March 7, 2018
↑この有名な屋久杉は「縄文杉」と言う名前が付いていて、島内最高齢の屋久杉と言われています。
こちらの縄文杉を見に行くツアーが大変人気で、トロッコ道をドラクエのようにトコトコ歩いて行く姿がYouTubeなどの動画サイトでも度々取り上げられていますね。
何と言っても一番有名なのは縄文杉ですが、実は屋久島にはまだまだ多くの魅惑ポイントがたくさんあります。
モンベルセミナーで聞いた屋久島の絶景ポイント
- 縄文杉
- 紀元杉
- 宮之浦岳(九州最高峰 1936m)
- 千尋の滝 (センピロノタキ)
- 白谷雲水峡
- 苔むす森
- ウィルソン株 (角度によってハート型に見えるやつ)
- その他多数の屋久杉
などなど・・・
これほどの魅力溢れる屋久島にせっかく入島するのに、人気とは言え縄文杉一箇所だけ見て帰っちゃうなんてもったいない!!ってことで、モンベルのスタッフのお姉さんに『一番の欲張りルート教えてください!!』と懇願しました。
屋久島トレッキングの欲張り満腹ルート
今回、計画しているのは屋久島の縦走ルート。
詳細は後日追記致しますが、九州最高峰の宮之浦岳(1,936m)から、縄文杉・ウィルソン株・白谷雲水峡までを網羅できる満腹ルートです。
計画では、全2泊3日+予備日1日の丸4日間必要となる行程ですが、きっと屋久島をこれでもか!と満喫できるでしょう。
屋久島 2泊3日縦走ルート(計画) | ||
日程 | 目的地 | 予想時間/備考 |
1日目 | 鹿児島港 | |
安房港 | ||
紀元杉 | バス移動 | |
淀川(ヨドゴウ) | 山小屋(20名くらい) | |
2日目 | 早朝|淀川山小屋出発 | |
花之江河 | 景色綺麗らしい | |
黒味岳 | 本ルートから外れてピークを目指す ザックを麓に置いて言ってOK | |
投石平 | 昼食・休憩 | |
宮之浦岳 | 九州最高峰 | |
新高塚小屋 | トイレ・水・宿泊可能 だが混みやすい さらに1時間歩くと綺麗な高塚小屋があり、 体力によってはこちらで泊まった方がいいとのこと。 次の日の縄文杉まで10分 | |
3日目 | 縄文杉 | |
ウィルソン株 | 角度によってはハート型に見えるアレ | |
辻峠 | ||
白谷雲水峡 | ジブリのアレ | |
宮之浦港 | 白谷雲水峡〜宮之浦港までのバスは事前に 時間を調べて置いた方がいいとのこと。※並ぶらしい | |
宿泊地にIN! | 乾杯! | |
4日目 | 予備日 | レンタカーを借りて島内観光 |
宮之浦港 | PM16の便で鹿児島港へ戻り |
屋久島トレッキングに必要なスケジューリング
上述しましたが、上記ルートで行くと全2泊3日+予備日1日の丸4日間必要です。
もちろん、2泊は山中泊ですが、山小屋が使えるそうです。が、油断は禁物で、山小屋は先着順。万が一、場所取りに失敗したら・・・テントなんて持ってないし・・・(今は考えないようにしています)
とにかく、山小屋に泊まるにしてもマットと寝袋は必須。
今、モンベルで良いものを揃えるか、アマゾン格安製品で急場を凌ぐかは検討中です。
屋久島トレッキングの難易度とは
[追記予定]屋久島トレッキングに必要な道具一覧
モンベル講習で一通りの装備や必需品を聞いてきたのでまとめておきます。
屋久島トレッキングに必要な道具一覧
- マップ (紙+GPS or YAMAP等)
- コンパス
- ザック/バックパック (男性60L~/女性45L~)
- 速乾性インナー (ベースレイヤー)
- 速乾性シャツ (ミドルレイヤー)
- フリースやジャージなど (ミドルレイヤー)
- Gore texなどの雨具 (シェル/アウトレイヤー)
- ハイドレーション
- ろ過機
- ヘッドライト
- 携帯トイレ
- マット
- 寝袋
- ストック(トレッキングポール*T字不可)
- アウトドア保険
- 歯ブラシ(歯磨き粉は使用不可)
- ゴミ袋(防臭機能付の専用のものがベター)
- モバイルバッテリー(スマホ充電用)
- カメラ + バッテリー
- エア枕(たぶん100均のもので充分)
- 寝る時用のニット帽
屋久島縦走は電源確保が心配のタネ
今や、なんでもかんでも電気がなければ動かないですよね。
僕の装備の場合は、カメラとiPhoneが充電必須なのですが、縦走路を計画する方たちは電源確保ってどうしてるのでしょう??
もちろん、モバイルバッテリー(20000mAh)は持っていきますが、2泊3日となるとそれでも心配です。iPhoneはGPSも兼ねてますので。
カメラはバッテリーの充電なので、コンセントが必要です。
これに関しては、バッテリーを2個ほど買い足して持って行こうと思ってます。
よく、クレイジージャーニーなんか見てると、自撮りしながら長旅をしている方が多いですが、バッテリーをたくさん持って行ってるんでしょうか・・・。
どうなんだろ・・・。
屋久島行き装備!お買い物報告!
[2018.03.06追記]まずはザックを買いました!
大型ザックは初めてなので、何を基準に選んでいいのかわからず相当悩みました(^_^;)
THE NORTH FACE/TERRA65 もかなり良さそうだったんですが・・・。
僕が選んだのは、MAMMUT/TRION PRO50+7 です。
何が良かったって、まず見た目(笑)と、やっぱりマムート独特の縦型構造、それからカラビナやら外付装備を装着しやすそうだったというところです。
ハーネス部分がけっこう簡素な作りなので、重くなった時の荷重が心配ですが、それはまた使ってみてからレビューします。
屋久島は杉の木が大量に群生していると思うんですが、花粉シーズンに花粉症の人が入るとどうなるんでしょうか。