タイの首都バンコクや、僕がよく行くチェンマイに行けば、街のいたるところにマッサージ店があります。
日本と比較すると、どこも安くて、今まで行った相場だと200〜300バーツくらい(日本円で約700円〜1,000円)かな。(一回バンコクで激安の100バーツにも行ったけど)
安いとは言え、それは日本人の感覚。どうせお金払うならちゃんとスッキリしたい(変な意味じゃなくてね)し、しっかりと施術を受けたいんだけど、友達なんかと一緒に何度か行ってると”あること”に気づくんだよね。
力強さとか自分のツボをわかってもらえるかってポイントは、店選びよりも、担当になってくれた施術師のポテンシャルをどれだけ引き出せるか?にかかってるんですよ。
そこで今回は、僕がこれまでに実際にタイ古式マッサージに行った経験から、施術師の本気を引き出すポイントを全力で教えちゃいます!
オレ式タイ古式マッサージ攻略術
メニューはどれがいい?
まずはカーテンで仕切られたベッドへ行き、着替える。
準備ができたらおばちゃんがやってくる。
だいたい、おばちゃんタイ人が担当になることが多いんだけど、みんなヌル〜く喋る。
ここでチェックしておきたいのは、担当おばちゃんの体重。今までの経験では、体重多めの人の方が本気出したとき気持ちいい。
タイマッサージは下から上へと施術してくから、まずは足から。
ここで足ツボみたいにガツガツ押してくれる人は少ない。なんかやたらスベスベの手で撫でるように施術してくる。
でも、ここで言葉に出してリクエストするなんて無粋である。
うまい人だとある程度ツボは抑えてくるから、「そこっ!」ってポイントで
『んふ〜ッ!』って言えばいい。ただそれだけよ。
って、もう一回戻ってくれるもんね。
そう。おばちゃんと呼吸を合わせていくのである。
決して言葉で『もっと強くやって〜』とか『この辺もっとやって〜』とか口に出して言う。そんな無粋なことをしてはいけない。
おばちゃんの呼吸を読み、合わせる。そして、おばちゃんの先手をいくように『んふ〜ッ!』を入れる。それでも気の強いおばちゃんはこちらの先手を取ろうとするから、相乗効果でどんどんボルテージは上がっていく…。
言葉ではなく呼吸で会話する!
そう。それが我々日本人の古き良き習わし『 粋 』なのである。
どんどん刺激してくるぞ…)
あ、これは違う。思わず声が出てしまったタイプのやつだ。
次は、おばちゃん必殺のヒジで、首をグリ〜ってしてくる!!
痛い!!!
…痛すぎる!!
でも、コレは効いてる!そうに違いない!!!
↑こんな上の写真のような軽いもんじゃない!オレの脳内イメージはこれ↓
オレの呼吸(リアクションとも言う)に完全に気を良くしたおばちゃんは畳み掛けてくる!!
ちょっと待ってぇ〜!!!
痛い!!!
…いや、気持ちいい!
気持ちはいいんだけども、痛い!!
今までにしたことない体制の連続!!!
おばちゃんテンション上がりすぎ!!
あれ…
なんだか…
身体が軽い…♪
*
*
*
わかっていただけたであろうか。
…と、まぁ。
これが毎回のように繰り広げられるのが
「オレ式タイ古式マッサージ攻略術」なわけだ。
自分の期待値以下でしかやってくれなかったからといって施術師に責任を押してつけてはいけない。絶対に。
この記事を読んでくれた方であれば、もうわかっているだろうが、施術師のポテンシャルを引き出せるかどうかはこちらにかかっているのである!
結論!
『自分より年上の人は敬え!』
編集後記|タイ古式マッサージ店選びの注意点
マッサージ店で選ぶメニューって、だいたい「フットマッサージ」「タイマッサージ」「オイルマッサージ」があるんだけど、フットはそのまま足集中コースでタイマッサージは全身って感じ。この2つの値段は一緒のところが多い。
で、オイルマッサージなんだけど、これは結構如何わしいケースが多くて、タイマッサージだと普通にマッサージしてくれる店でもオイルになると急に『オプションあるよ〜』みたいなこと言ってくる、いわゆる”ヌキ”オプションを提案してくる店があるから注意。
好きな人はそれはそれでいいと思うんだけど、オレには不要なオプション。
セクシー衣装着た女の子が呼び込みしてるようなわかりやすい店だったらいいんだけどね。意外と普通な店も”オプション”やってるから、そこだけ注意ね〜。